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2016年2月 6日 (土)

気密断熱 C値 Q値 UA値

 寒い日が続くので気密断熱の事を考える。

 エアコンのランニングコストを下げるには高気密高断熱の家がよい。特に全館空調スマートエアーズで24時間つけっぱなしの環境ではなおのことだ。トヨタホームの気密性断熱性はどうなんだろう、と。

 C値は気密性の指標で、低いほど隙間が小さく気密性が高い。トヨタホームはC値を公表していない。C値は機械で測定するので、引き渡し前に測定してもらうようにお願いした。高気密で有名な一条工務店は標準でC値を測定し平均値は0.6程度のよう。同じ鉄骨ユニット工法のセキスイハイムも実測して、2.0以下を目指すと営業マンが言っていた。

 平成11年の旧次世代省エネルギー基準ではIV地域の奈良県のC値は5.0以下とずいぶんゆるい基準だ。ぼくの家ではどの程度の値がでるのだろうか。2.0をすこし超えるぐらいではないかと建築士の話である。ただ、現在の省エネ基準にはC値はなくなっている。

 Q値とUA値は断熱性の指標で、これも低いほど熱が逃げにくく断熱性が高い。C値と違って実測はできず、建物の仕様から算出する。この計算がとてもややこしく素人にはとてもむりだ。エクセルを使った計算ソフトがダウンロードできるウェブサイトがある。天井や外壁や床や窓などの面積と材質に係数をかけて、それぞれを合計する。Q値はこれを床面積で割り、UA値は外皮表面積で割るという違いがある。Q値は同じ体積でも床面積の広い家が低く有利にでるため、平成25年の省エネ基準からはUA値を使うように改定されたそうだ。

 トヨタホームのモデルプランではQ値は1.86とある。大手ハウスメーカーでは中間ぐらいの数値だ。UA値は0.6以下と新製品ニュースにはあるがウエブサイトにはまだ記載はない。今はもうQ値は計算しないというので、ぼくの家のUA値を計算してもらったら 0.71と基準値0.87にぎりぎり適合するぐらいだった。ちなみに一条は0.31三井ホームは0.43のよう。

 いろいろ調べてると、どうやら高気密高断熱とはC値で2.0以下、UA値で0.5以下ぐらいの事をさすようだ。木造に比べ、鉄骨は隙間ができやすく、熱伝導がよいので気密断熱がとりにくいといわれるとおり、どうやらトヨタホームは高気密高断熱とよべる性能ではないみたいで、ちょっとショックだ。

 たとえば玄関ドア。トヨタホームはリクシルの主力製品であるジエスタを採用しているが、断熱性能の低いk4仕様が標準である。一条は他社のk1.5〜2クラスを使用しており、k2を標準的に用いてる工務店は少なからず存在する。壁やガラス窓の断熱性がよくないので玄関ドアだけ高断熱にしてもしかたがないのだろうか。まるで高性能住宅を最初からあきらめているように思える。

 鉄骨造りでは、高気密高断熱はあきらめ、ある程度の冷暖房のランニングコストは覚悟しなければならないのかもしれない。まあ、一条や三井が相手では気密断熱を比べるには分が悪すぎる。どのハウスメーカーも長所と短所があるものだ。快適さは実際に住んでみないと分からないし、数値だけが一人歩きしてるきらいがあるので、入居後にまた報告予定とする。

 (竣工後に測定したC値の結果はこちら

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